緊張をゆるめられない

市の職員の試験(その2)に行ってきました。
今日は集団面接です。
 
5人の試験管のおっさん VS 4人(2:2)です。
女の子2人はけっこうかわいかったので、おっさん達は邪魔でした。
ですがおっさん達がいるからこそ彼女達は来たのです。
「就職と俺とどっちが大切なんだよ!?」
就職です。
 
さて、僕以外の3人は新卒でした。
そんで、僕しか障害者はいませんでした。
とりあえず名前言って、どんな仕事したいか言って。
あれですね、僕が数多く経験済みだからそうなのか、今日の3人がたいしたこと無かったからなのかは知らないですけども、
「あぁ、前もって用意してた文章を読んでるなぁ……」
ってのは簡単に判りますね。
 
んで、頭にきたのが「3人は民間の会社は受けてないと言うことですけどなぜですか?」
って聞かれて全員が「人の役に立ちたいからです」みたいなことを言うわけです。
……? じゃあなにか? 民間の会社は人の役に立たないとでも言うのかい? ん?
と杖(ステンレス製)で一人ずつスネを小突いてやろうと思いました。
が、よく考えると、向こう側にいる5人もそうなのかも……、と気付いてちゃんと我慢しましたよ。
 
でもやっぱり珍しいみたいです。
利き手側半身麻痺があるくせにしゃあしゃあと公務員試験受けに来るのは。
しかもまったく勉強もしてないし、年齢制限もギリギリ。
だからでしょうか? けっこう質問をされましたし、まぁそれなりの反応もしてくれてました。
でももう、試験なんてどうでも良くなってきました。
トイレに行きたいんです。
実は控え室にいるときから気配はしてたのですが、いつ自分達の出番かがはっきりしないためトイレには行きませんでした。
守護神を出すまでも無く、中継ぎ陣で抑えられると思っていたのです。
敵もここぞとばかりに攻めてきます。
通勤手段やリハビリのこととか、まだ考えなくてもいいんじゃねーの?という代打攻勢。
そんなん、個人面接でやれや! ほかの3人は無視か!
 
 
1点差まで詰め寄られましたがなんとかゲームセット。
 
いや、そもそもが消化試合だったのか……?