最終手段でした

去年の3月、いとこの結婚式に出席するため京都に行った
じつはその3泊4日の旅の2日目、式を明日に控えてデジカメを落として壊していたんですよ
レンズが出っ放しになって、しかも下向いちゃって
とりあえずカメラ屋に直るか聞いてみたら、予想通り買ったほうが早いとのこと
そりゃそうだ、当時ですでに2年くらい前の、価格的にもお手ごろレベルのデジカメだったですし
 
じゃあ、このデジカメはあきらめて新しいモノを買おうと思ったんですが、なにせ左利き用の(正確に言うと左手だけで扱える)デジカメなんてのはなくて、結局買うにはいたらず……という状態でした
そこへ昨日「デジカメのバッテリーを買おうと思ってるんだけど、お前の壊れたデジカメのバッテリーくんない? 合わなかったらそれでいいし」との連絡が来たので、1年ぶりにしまってあった一式を出してみました
べつにあげるのはかまわないけど、これを手放すということはこのデジカメの死を認めることです
最後に、最後に試したい
最後だからこそ試すべきだ、古来より伝わる修理法『叩く』
出っ放しの、下向いちゃってるレンズを――
上に向かって、えぐり込むように、打つべし!
!!
カチンて手ごたえがあった!
レンズ真っ直ぐになった!
どうだ? バッテリーは空だ! コンセントにつなげ!
……
ガリガリガリ……ういーん
!!
引っ込んだ! レンズ引っ込んだ!
と、いうことは……POWER、オン!
ういーん
レンズが出て即「ピカ!」 !うわ?? なんで今フラッシュ? やっぱり壊れてんの?
 
その後、いろいろ試してみたところ完全復活したようです
最初のフラッシュはデジカメのヨロコビの証だと思います
友達には「ありがとう。キミのおかげでデジカメは生き返ったよ」と連絡を入れときました