障害者水泳記録会

というのがあったので出て来ました。
今年は新潟で国体があって、その関係で張り切っているらしく、今回は記録会にゲストでアテネ五輪で銀メダルを取った中村真衣さんが来てました。
記録会が終わった後に国体選手とかと水泳指導みたいなのをやるんだそうです。
どうやら今年の記録会はそのおまけらしく、異様な速さで進められていきました。
それはそうです。
報道の人も来ています。
見たいのは中村さんです。
彼女だって記録会の時には人が泳ぐのをほとんど見てません。
別にそれはいいんです。
めんどくさがってアップしないで泳いだら散々なタイムだったこともいいんです。
ただ。
出場者を呼びに来たおばちゃんは許しません。
 
プールサイドにいたら「6組のヤブサミさーん」呼ばれました。
名前の読みが間違っています。プログラムにフリガナがあるのにもかかわらず。
でもヤブサメのことであるのはわかっています。我慢しておばちゃんのところに行きました。
「来ました。ヤブサメです」といったら
「誰?サトウくん?」
……今、ヤブサメって呼んでましたよね? でヤブサメですって来たのに「誰?」ですか?
おばちゃんに連れられてスタート台付近で待たされることになったのですが、またそこで引き渡されるときに言われたのが「コレ。コレがヤブサメさん」
コレ?
さすがに頭にきたらしく、別の人を探しに行こうとするおばちゃんを止めて「おい。『コレ』とか言うな。」と言ってしまいました。
めずらしくカッとなってつい言ってしまったようなのですが、直後に「うわー、俺ってこんなこと言う人なんだ」とか「大きい声は出さないんだな。その辺は冷静なのかな?」とか「もうちょっと低い声だせるとスゴみがあるのにね」とかいう思いがでてきてハズカシくて仕方なくなりました。
 
早く競技を進めたいからと急いだ結果がこれか。
 
唯一の収穫は、記録会に出てた障害者友達が彼氏と一緒に来ていたのですが、話していても非常に好青年でよかったです。