やばい

とにかく暇で退屈。
せめても……ということでベットの向きを変えてもらった。
そしたら東京タワーがみえてうれしかった。
うん。僕東京タワー大好き。
 
そのベットの向きかえるって提案してくれた看護婦さんが、実家の市内の出身だってことがわかって、しかも年とか聞いたら(失礼?)いとこと同級生だったことも判明。
いやぁ、こんなところでねー。偶然ってあるもんだねー。
 
で、なにがヤバいって、友達の結婚式でる予定だったんですよ。もうすぐ。しかも2次会の司会とかするんじゃなかったっけなぁ……? いや、するんだよ。
なんとか50音表で「け」を示したものの、後が続かない。
『けっこんしき』という言葉を頭ではわかっているんだけど文字として結びつかない。(というより目で見た文字がなんていう文字か理解できていない)
はい。連想ゲームスタート。

……
あれ!?結構あっさりでたなぁ。そう、結婚式。さすがママ!
それから左手で自分を指差したら、「俺が、出るの」ていうのがわかる?
すぐ理解してくれたものの、1回「あら、どんな人か紹介もしてもらってないけど……」ってボケるのはこんなときにどうなのよ?
といっても名前は伝えられないし、携帯で「コイツに―」とかもICUにいたんじゃまず無理だし。
しかもなんとか名字を伝えられたとしても携帯には同じ名字が3人。
うち当たりは1人で残りは絶対連絡取らないで欲しい人。
どうしよう……と思っていたら「家に招待状とかあるんじゃねーの?」
さすがパパ! コレで連絡は行くでしょ。
けど一番「ヤバ」かったのは友達の方かも知れないねー
週末だったんだもん。式。