あった

東京2日目は大学時代の友達とランチ。
自分がその時代から大きく変わっている(変わらざるを得なかった)分、なんかがあの頃からズレてしまってはいないかと結構心配をしていたのです。でもそんな「あんまり変わっていたらどうするかな…」なんて思っていた3年ぶりの友人達は、集まってみたら全然変わっていなくてホッとした。だけど御飯食べながら近況とか話していると、転職をしたやつ、家を買ったやつ、ウソだと思ってたらホントに結婚をしてたやつ……と、当然の事ながらみんないろいろ変化がありまして。実は変わっていないと思ったのは自分の願望から来る勘違いで、いろいろと変わった自分がみんなとズレていなかったのは、相手がそれを許容できる幅をもてていたからじゃないか、と思ったりもした。
それでもここ数年、こんな楽しい食事をしたことがなかったと思う。フラれたあの娘と一緒にカラオケに行った時以来だな。多分。
ちなみに。きっと面白いブログを書いている人達なら料理の写真を撮っていたりするんだろうけど、ここは面白いブログではないので載せたりしません。スズキのオーブン焼きが美味しかったです。
同級会のようなイメージなんだろうか、その場で話をしていても、頭の中ではずっと大学時代の自分達が話しているような……久しぶりに会ったのは間違いないのに、いつもの感覚で話をしていた感じがする。だからかちゃんと体も動けそうな気もしたり……いや、動かないんだけども。
しかし「いつも」なんてせいぜい大学に通っていた時間でしかなくて、それからまったく会わない時間が同じくらいあったはずで。それでもこうやって会えるのであれば、きっとこれからも同じ感覚で会えるんじゃないかと思った。それがあの4年間で築かれたんだと思うと、授業でやったはずなのにまったく簿記を覚えていないおかげでいざ資格を取るときに酷い目にあっているとか、簿記どころかその他に何の授業があったかも思い出せないなんてことはどうでも良いと思える。 
それは話が違うと思う。
 
それぞれと駅で別れて、ホームまで一番付き合いが長いやつと最後まで一緒だったのだけど、アレ? コイツの家って逆方向じゃね? と気付いて尋ねたら、あぁ。と答えて、すぐ電車が来て。軽く手を上げて電車に乗ったらやっぱり反対のホームのほうへ歩いてた。
あ、見送ってくれたんだ。と嬉しかったのと、そんなことするやつじゃなかったのにという驚きとで1人電車の中でニヤニヤしてしまっていた。
以前はなんか危なっかしいというか、そんな雰囲気があったように思うんだけど、今はもう大丈夫なんだと思った。
お前が言うか、って感じですけどね。